金属棒
飼い主さんは、電気のコードがついた細い棒を持ってきました。
細い棒はお箸くらいの太さで金属で出来ていました。飼い主さんは、私のお尻の下にペットシーツを重ねたクッションを差し込みました。チューブに入ったゼリーを棒につけて飼い主さんは私にそのままの姿勢を命令しました。
金属棒が入ってきたのは、私の尿道でした。
ちりんちりりん。
鈴が鳴ります。
飼い主さんは尿道にゆっくり棒を差し込んで数回捻るように回しました。
チリチリチリチリ。
棒を尿が伝います。
飼い主さんはコードにつながったスイッチをいれました
声にならない声が漏れます。
弱い電流が流れます。
飼い主さんはすぐにスイッチを切りました。
はあはあと私の荒い息に合わせて、鈴も音を立てました。
「ここでは危ないから、ここまでだな」
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