飼い主さんは、タクシーに乗るとワンピースの中に手を入れて、乳首を弄りはじめました。運転手さんに気づかれないように平然と優しく転がすような愛撫でした。ピンと立った乳首はワンピースの上からでも目立ちます。

貞操帯の中で疼く突起が、金属の板に押さえられているのが自分でもわかりました。飼い主さんは、チャリっとネックレスをシャツから見えるように出しました。あの鍵があれば、この板を外して飼い主さんにここも触ってもらうことができます。

凭れるように飼い主さんに寄り添いました。運転手さんからは酔った私が連れの男性に凭れているようにしか見えないはずです。

「マコト、もう少しで着くからな」

飼い主さんの言葉は、私に家まで我慢しろという命令の意味でした。